夏は室内の乾燥も大敵!
インナードライにさせない、
夏のお手入れ方法とは?
夏は汗をかくので乾燥していないと思いきや、実は冷房や発汗によって内外から水分を奪われています。気が付かずに肌の内側から水分が蒸発し、乾燥状態に陥る「インナードライ」になっていませんか?一年中乾燥しているスタジオや、過酷なロケでの収録をこなしてきたプロメイクの外山隼人さんに、インナードライにならない夏のうるおいすっぴん肌について伺いました!
ライスフォースに出会ったのは会社の同僚が使っていたのがきっかけ。もともとドラマの現場で女優さんから「いいよね」という声を聞いていたので気になっていて、いざ使い始めたら、長時間の現場でも潤いが続いてくれるので驚きました!撮影は一日十数時間に及ぶこともあるので、こまめにメイク直しに入るのですが、直しに行っても極度に乾燥しているということがありません。どんなファンデーションとも合うので、ベースメイクには欠かせないアイテムです。
普段は連続ドラマの撮影がメインの仕事になるのですが、スタジオは冷房や強いライトでいつも乾燥しているので、年中保湿が欠かせません。ロケになったら紫外線から引き起こされる乾燥も対策しなければいけないので、とにかくスキンケアには保湿力と保水力を求めています。夏はスタジオでなくとも冷房が強いところがあったり、汗をたくさんかいたりして体の内側から水分が不足し、どうしても「インナードライ」状態になるので、冬と同じように保湿ケアをし続けることが大切です。
夏のお手入れは、洗顔は冷水ではなくぬるま湯で優しく。化粧水は二回に分けてたっぷり使い、時間がある時は美容液も二度塗りしてクリームで終わり。それぞれ浸透し終わるまで少し時間を置いてから湿布しましょう。クリームの後にファンデーションを塗る場合は、クリームが肌にピタッと密着してから始めます。また、メイクをしないすっぴんの時でもホコリが顔に付着してストレスになるので、化粧水をコットンに多めに塗って抜き取るように保湿しましょう。その時、保湿した水分に蓋をするためにクリームを軽く塗るのも忘れずに。
仕事では女優さんだけでなく俳優さんにもメイクをするのですが、実は女優さんよりも美意識が高いんです。というのも、俳優さんは日常ではメイクをしないので「メイクで隠す」という意識より肌自体をきれいにしようという意識が強いから。意外とこのマインドって大切だなと思っていて、老若男女メイクをしてもしなくても、何らおかしくない時代なので、もっとすっぴんの自分を磨いて活かしても良いんじゃないかなと思っています。「すっぴんでも美しい肌」というのはメイクを楽しむにも、楽しまないにしても、大切なポイントになってきます。いつでも美しい肌でありつづけるために、もっと保湿ケアに時間をかけてくださいね。
- 外山 隼人さんHayato Toyama
- ライスフォース使用歴5年。美容専門学校、ヘアメイクスクールを修了後、株式会社山田かつらへ入社。主にドラマ、時代劇、映画を手掛けるヘア&メイクアップアーティスト。