メイク時の理想の
お肌状態って...?
理想のメイクを叶えるのは
長時間うるおい続ける肌
朝、気合を入れてメイクをしても、昼過ぎにはファンデーションがよれている。なんてことありませんか?そのメイク崩れの原因は、土台であるスキンケアにあるかもしれません。ヘアメイクアップアーティストとして、誰もが知る人気モデルやタレントのメイクを数多く手がけるYUZUKOさん。雑誌の撮影から映像の現場まで、様々なシーンで活躍する彼女に、「理想のメイクを叶える肌」について質問しました。
肌の表面が乾燥していることによって、お肌は内側から表面を無理にうるおわそうと皮脂を絞りだしてしまいます。この分泌され続ける皮脂によってテカリができて、せっかくのメイクも崩れていくことに。カサカサ乾燥したお肌は表面に滑らかさが足りません。だから、よく肌表面にだけ注目してケアする方が多いと思いますが、もしメイクの仕上がりを長時間キープしたいのであれば、注目してほしいのは乾燥からくる過剰な皮脂分泌なんです。
長丁場の撮影など長時間完璧なメイクでいなければいけない時は、まず内側からうるおう肌づくりをまず行います。皮脂ではなく、水分をたっぷり肌の土台に蓄えていることで、乾燥知らずの理想のメイクが叶いつつ、メイクもちを良くしてくれます。気をつけたいのは、ただ水分を入れ込むのではなく、お肌の水分保持力を高めるようなスキンケア方法が大切ですね。
水分保持力というとむずかしく聞こえるかもですが、実はすごく簡単です。肌の乾燥度合いはお顔の場所によって異なるので、足りないところに重ね付けなどを行うことで水分力を均一にすることで肌力を底上げできるんです。洗顔した後、一度まんべんなく化粧水をつけた後に、まだ乾燥してると感じる場所には化粧水を重ね付けして水分をたくさん補給してあげてくださいね。手のひらで温めてから優しくハンドプレスしてつけると、より吸収率がアップしますよ。その時、浸透させたいからってこすったりするとシワが悪化したりするのでNGです。余裕のある方は、スチーマーで顔まわりの緊張をほぐしてリラックス状態にしてからケアするのもおすすめですね。
モデルさんには朝のメイク前、ご自身は夜のスキンケアでライスフォースを愛用しているというYUZUKOさん。「ライスフォースはメイクの邪魔をしない適度な油分と水分のバランスに仕上げてくれるし、朝塗ったら夕方までずっと潤う感じがするので、長時間の現場にとても重宝しています。」モデル顔負けの美貌で語ってくれたスキンケア法は、多くの現場をこなしてきたプロの説得力があるものでした。
- YUZUKOさん
- ライスフォース 歴6年。人気ファッション誌をはじめ、広告、TV、美容系広告のヘアメイクとしても活躍中。藤田ニコルやみちょぱなど人気モデルや雑誌の表紙メイクも数多く手がける。モデルからの信頼も厚く、若い女性の間で人気のヘアメイクアップアーティスト。2019年よりコスメブランドLiKEY beautyも手がけている。