美は1日にしてならず!
大切なのは積み重ね。
毎日のルーティンで作る
健康的な美
サロンワークや雑誌・TVの現場など、ヘアメイクアップアーティストとして多忙なスケジュールをこなす森上マリコさん。そんな不規則な生活の中でも、ビューティーのプロフェッショナルとして健康的な美を保つ秘訣を聞きました。
30代も後半に差し掛かった頃、毛穴の開きが気になってきて「何がダメなんだろう?」と考えた結果行き着いたのが、「体調を整えること」だったんです。そこで美への近道は内側から健康になることだと思った森上さんは、体力が落ちてきたと感じたことがきっかけで、基本的な体力作りのために週一でジムへ通い始めました。
一年前からは食事にも気を使い、毎日食べるお米をカロリー少なめの無農薬玄米にしたり、朝には動物性と女性に優しい植物性を一対一で混ぜたプロテインを一杯飲んでいます。吸収を抑えるためにきな粉を入れるのもポイントです。
この食事のルーティンを1年間続けていたら、波がある仕事でも疲れにくくなり、体調が整うように。食事やトレーニングで体の内側を鍛えるように基礎体力をつけることで、代謝が上がり表層の美にも繋がっていきます。
内側からのケアも丁寧に積み重ねていく一方で、外から美を支える日課のスキンケアは、「パックを欠かさないこと」。かなり乾燥肌なので、夜に毎日パックをすることでしっかりと保湿ケアをしています。
まずは拭き取り化粧水の後にパック、軽めの化粧水、そしてしっとり系化粧水、乳液という順番で層を作っていきます。喉も乾燥してしまうので、マスクをして寝るのも欠かせません。朝は逆にライトなケアで、化粧水、乳液、美容液で済ませるのがわたし流です。
まさに、「美は1日にしてならず」を実践中。最初は努力が必要かもしれないけれど、ルーティンになってしまえば後は楽。今の自分に足りないものを見極めて、丁寧な積み重ねをすることで健康的な美を築き上げていきましょう。
- 森上 マリコさんMariko Morigami
- AFLOAT チーフディレクター。サロンワークではお客様との密なコミュニケーションで厚い信頼を得ており、再現性のあるスタイルを提案している。ヘアメイクとしても数々の女性一般誌、CM、ポスター、TVなど幅広く活躍中。