またたく間に定番となった“おにぎらず”。雑穀ごはんで美味しく作りましょう♪
“おにぎらず”をご存じですか?名前のとおり「にぎらないおにぎり」のことで、またたく間に広まり、今や定番に。具が見えるように並べられ、見た目にも鮮やかでいろんな具材でアレンジできるので、ピクニックやお弁当にも大人気です。
国産十八雑穀のほんのりピンク色のご飯を使って作れば、よりカラフルで味はもちろん栄養も◎。この春はおにぎらずを持ってピクニックに出かけてみませんか?
- おにぎらずの基本の作り方
- ≪1個分≫
- 海苔
- 1枚
- 雑穀ごはん
- お茶碗1杯
- 塩
- 少々
- お好みの具
- 適宜
- 海苔のつるつるとした面を下にして、角が上下になるように海苔を置き、四角い形にご飯を薄く敷きます。
- 1に、塩をパラパラと振りかけ、お好みの具を乗せます。仕上げたときに切る場所や向きを意識して置くと、仕上がりがさらにきれいになります。
- 具の上にご飯を薄くかぶせ、塩を振ります。軽く押さえながらご飯を乗せると仕上がった時のまとまりがよくなります。
- 海苔の角を内側にかぶせるように折り、ギュッとご飯を包みます。折り返した方を下に向けて10分ぐらい置けば、ご飯の水分で海苔がぴったりくっついて出来上がりです。軽く濡らした包丁で好きな形に切り分けてくださいね。
≪生姜焼きと目玉焼きのおにぎらず≫
- 豚肉のこま切れ30g程度、おろししょうが小さじ1/4、しょうゆとみりん各小さじ1/2、塩、コショウ少々をすべて合わせてからフライパンで炒め、目玉焼きとともに挟む。
≪エビとアボカドのおにぎらず≫
- エビは茹でたものを購入するか、生をサッと塩ゆでし、切って変色防止にレモン汁をかけたアボカドとともに、切る場所にエビの背が見えるように挟む。
≪きんぴらと鮭のおにぎらず≫
- ゴボウ10cm程度をささがきにし、しょうゆ小さじ1、みりん小さじ1/2、ごま、こめ油少々と水分がなくなるまで炒める。(お好みで唐辛子も)焼いてほぐした鮭とともに挟む。
≪カレーから揚げとレタスのおにぎらず≫
- 鳥肉50gを一口大に切り、塩とカレー粉各ひとつまみ、コショウ少々と合わせて5分ほど置き、小麦粉小さじ1をまぶして揚げる。レタス・マヨネーズ少々とともに挟む。
1.切り方でスタイルチェンジ
まっすぐに二つに切るのがスタンダードですが、切り方を変えて楽しめるのもおにぎらずの魅力です。 4つに切って一口サイズで楽しむ。対角線に切って、サンドイッチみたいに。対角線を少しずらして、ちょっとおしゃれに。などなど、色んな切り方で楽しんでくださいね。
2.どんな具も合う!
どんな具でもしっくりと収まってしまうのもおにぎらずの頼れるところ。 少しだけ残ってしまったおかずや煮物、チーズや生ハムなどの洋風の素材、時間がないときは冷食や市販のお惣菜、などなど。おむすびと違って具だくさんで、どこを食べても具と出会えるおにぎらずは、新しい楽チンお弁当スタイルだと言えそうです。