Rice Force Cooking 食べて美しく

健康増進と疲労回復に!ニラを美味しくいただく2つの中華メニュー

健康増進と疲労回復に!ニラを美味しくいただく2つの中華メニュー

ニラで免疫力アップ!“シャーピン(焼餅)”と“ニラ入りサンラータン(酸辣湯)”

免疫力アップ&パワーみなぎる野菜・ニラ。その理由は、体のエネルギー源となるビタミンB1の吸収を助けるため。そのビタミンB1を多く含む豚肉との相性は抜群です。
そんなニラを美味しく食べられる、中国の屋台などでよく食べられる、平たく伸ばした餃子のような“シャーピン”と、酸っぱくて辛いスープの“サンラータン”。
ちょっといつもとひと味違うニラ料理をお楽しみください。

ニラで免疫力アップ!シャーピン(焼餅)《所要時間約30分》
ニラで免疫力アップ!シャーピン(焼餅)《所要時間約30分》

材料

シャーピン(焼餅)(10枚分)

≪生地≫
薄力粉
220g
お湯(40℃ぐらい)
130ml

≪餡≫
豚ひき肉
250g
むきエビ
50g
ニラ
1/2束
しょうゆ
大さじ1
みりん
大さじ1
大さじ1
ごま油
小さじ1/2
小さじ1/4

≪その他≫
こめ油
適宜
ボールに薄力粉を入れ、中央にお湯を注ぎ、菜箸でぐるぐると練り混ぜる。混ざったら表面が乾かないようにラップをしておく。
ボールに薄力粉を入れ、中央にお湯を注ぎ、菜箸でぐるぐると練り混ぜる。混ざったら表面が乾かないようにラップをしておく。
豚ひき肉に調味料を加えて白っぽくなるまで練る。そこに叩いてから小さく刻んだエビと5ミリぐらいに刻んだニラを加えて練り混ぜる。
豚ひき肉に調味料を加えて白っぽくなるまで練る。そこに叩いてから小さく刻んだエビと5ミリぐらいに刻んだニラを加えて練り混ぜる。

生地と餡をそれぞれ10等分して丸める。手にこめ油を付け、生地を手のひらで丸く広げて、餡を包む。肉汁が漏れないようにしっかりと閉じ、油をひいたまな板の上で直径10cmぐらいに押し広げる。
生地と餡をそれぞれ10等分して丸める。手にこめ油を付け、生地を手のひらで丸く広げて、餡を包む。肉汁が漏れないようにしっかりと閉じ、油をひいたまな板の上で直径10cmぐらいに押し広げる。
フライパンにこめ油をひき、中火でシャーピンを焼いていきます。程よい焼き加減になったら裏返して両面を焼けばできあがり。
フライパンにこめ油をひき、中火でシャーピンを焼いていきます。程よい焼き加減になったら裏返して両面を焼けばできあがり。
ニラで免疫力アップ!ニラ入りサンラータン《所要時間約10分》
ニラで免疫力アップ!ニラ入りサンラータン《所要時間約10分》

材料

ニラ入りサンラータン(約4人分)

豚こま切れ肉
100g
ニラ
1/2束
木綿豆腐
1/2丁
しいたけ
2枚
プチトマト
4個
長ネギ
1/2本
春雨
20g
チキンスープ
900ml
しょうゆ
大さじ3
みりん
大さじ1
大さじ1
大さじ1
粗挽き黒こしょう
小さじ1/4
ラー油
小さじ1/4~1/2
1個
片栗粉
大さじ1.5

材料の準備。豚肉は1cmぐらいに切る。しいたけと長ネギは薄切りに。プチトマトは1/4割、ニラは3cm幅に切る。木綿豆腐は1cmぐらいの拍子木切りにします。
材料の準備。豚肉は1cmぐらいに切る。しいたけと長ネギは薄切りに。プチトマトは1/4割、ニラは3cm幅に切る。木綿豆腐は1cmぐらいの拍子木切りにします。
鍋に油をひいて豚肉を炒めます。
鍋に油をひいて豚肉を炒めます。



2にチキンスープ、すべての具材、酢とラー油以外の調味料を入れてひと煮立ちさせます。
2にチキンスープ、すべての具材、酢とラー油以外の調味料を入れてひと煮立ちさせます。
水溶き片栗粉でスープにとろみをつけ、溶き卵をふんわりと流し、酢とラー油を入れて出来上がりです。
水溶き片栗粉でスープにとろみをつけ、溶き卵をふんわりと流し、酢とラー油を入れて出来上がりです。
知って楽しいクッキングメモ

1.お湯を使って練るお湯を使って練る

シャーピンの生地を作る時、水ではなくお湯で練ってください。お湯で練ることで、薄力粉の中のたんぱく質であるグルテンが活発化し、伸びの良いやわらかな生地となります。少ない生地でたっぷりの餡を包むシャーピンにはこの方法が適しています。

2.たれや薬味はたれや薬味は

味がついているので、そのままでも美味しく召し上がれますが、餃子のように、酢としょうゆ、ラー油やカラシ、柚子こしょうなども合います。お好みでいろいろ試してみてくださいね。また、同じレシピで丸いままスープで煮てもモチモチで美味しいですよ。

季節の美食材コラム ニラ
ニラ
日本では「古事記」や「万葉集」にも出てくるほど、古くから薬草として食べられている緑黄色野菜。ニンニクやネギと同じようにエネルギー源となるビタミンB1などの吸収力を助ける働きがあるので、スタミナ源となる野菜です。多くのビタミンを含み、血行を良くし体をあたためてくれるので、体調がすぐれない時に重宝します。 乾燥に弱く萎れやすいので、保存する時は濡れ新聞などに包むと良いでしょう。 下の白い茎のような部分に、より多くの栄養分を含むので切り落としてしまわないように。

Photo/Tetsuo Kitagawa