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甘酸っぱくてほろ苦い“生イチゴから作る、ギモーヴ・ショコラ”
今年のバレンタインのチョコは、こんな大人可愛いチョコを作ってみてはいかがでしょうか。
ギモーヴというのは、卵白を使わず、果汁とゼラチンで作るマシュマロ。さっぱりとしたフレッシュな味わいと、シュワっと溶けるふんわりした食感は新しい感覚。
市販のものは甘すぎるので、食べやすいよう甘さを控えめに仕上げました。
丸く絞って、ほろ苦いチョコをまとわせると、より後をひく美味しさとなります。
新鮮なほど美味しいギモーヴ、手作りならではの素敵なチョコが出来上がりますよ♪
- 甘酸っぱくてほろ苦い“生イチゴから作る、ギモーヴ・ショコラ”
- (約20個分)《所要時間約60分》
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- ≪ギモーヴ≫
- イチゴ
- 100g(4~6粒)
- グラニュー糖
- 55g
- 水あめ
- 20g
- ゼラチン
- 10g
- レモン汁
- 大さじ1
- 水
- 大さじ4
- コーンスターチ
- 適宜
- ≪仕上げ≫
- コーティング用チョコ
- 50g
- ・ドライフランボワーズ
- 少々
- ※飾りはお好みで
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- ボールにゼラチンと水大さじ3を入れて、ゼラチンをふやかしておく。イチゴと水大さじ1をフードプロセッサーに入れて、ジュース状にし、砂糖、水あめとともに弱火にかける。焦がさないように煮詰め、ゴムべらで混ぜた時、なべ底が見えるぐらいのとろみがつけば、ゼラチンをふやかしているボールに流し込む。
- ゆるやかに混ぜてボールの中のゼラチンを溶かしたら、レモン汁を入れ、ハンドミキサー(最速)で泡立てます。もったりとして、ハンドミキサーにからみつき、絞れるような固さになったらOK。(固まりすぎた場合は、軽く湯せんすればゆるみます)
- 茶こしを使ってコーンスターチを敷いたトレーに絞っていきます(1cmの丸口金使用)。上にもコーンスターチを茶こしでふりかけ、冷蔵庫で30分~1時間ほど冷やして固めます。
絞り袋がない場合、コーンスターチを敷いた四角い箱に流して切り分けるのでもOK。
- ギモーブのコーンスターチをざるなどに入れて振り落とし、溶かしたコーディングチョコに、ギモーヴを漬けてコーティングします。
飾りを乗せてできあがりです。1週間以内に食べきってくださいね。
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1.他の果物でも
お好みでイチゴ以外の他の果物やジュースでもお作りいただけます。分量も作り方も同じで置き換えてみてくださいね。甘いだけよりも酸味がある果物のほうが、チョコと組み合わせた時に味のメリハリが出て美味しく仕上がりますよ。
2.コーティング用チョコ
製菓用のチョコの中に「コーディング用チョコ」「パーター・グラッセ」というチョコがあります。溶かした時、とてもなめらかで、今回のようにお菓子にコーティングをする場合、簡単に美しく仕上げることができます。テンパリングが不要なのにプロのようなつややかなチョコに仕上がります。選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
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- 冬の果物の女王ともいえるイチゴ。ビタミンCが豊富で栄養的にも大変優れていることでも知られています。ビタミンCは、風邪予防などの健康効果と、シミ・ソバカスの予防などの美肌効果の両方が期待できます。洗うだけで手軽に食べられるのもイチゴの良いところ。美味しい時季には日常的にいただくのがおすすめです。
ビタミンCは、時間が経つと失われていくので、ヘタの部分がイキイキしたものを選び、その日のうちにいただきましょう。ヘタを取ってから洗うとビタミンCが流れてしまうので、洗う際にはヘタを取らないで。