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秋の味覚を満喫"米粉で揚げるサクサクかき揚げ"
天ぷらの中でもかき揚げはハードルが高いと思っていませんか?
いえいえ、どんな具でも美味しくまとまるかき揚げだから、苦手意識で敬遠していたらもったいない!
簡単上手に仕上がるコツは“米粉”にアリ。さらには、カラリと仕上がる“米油”で揚げれば、その出来栄えに驚くかもしれません。
ぜひ、得意料理のレパートリーに加えてくださいね♪
今回ご紹介するかき揚げの材料はほんの一例。
ホタテや小柱、イカなどを使ってもOKです。お野菜もごぼうやかぼちゃ、キャベツやコーン、枝豆なども合いますよ。季節ごとのお好みの材料で
気軽に楽しむことが、最大のコツかもしれません。
- 秋の味覚を満喫"米粉で揚げるサクサクかき揚げ"
- (4人分) 《所要時間約20分》
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- ≪えびのかき揚げ≫
- 小海老
- 100g
- 三つ葉
- 1/2束
- ズッキーニ
- 4cm
- 長ネギ
- 10cm
- 米粉
- 少々
- 米油(揚げ油)
- 適宜
- ≪白身魚と山芋のかき揚げ≫
- たら
- 1切れ
- 長芋
- 8cm
- 大葉
- 5枚
- 舞茸
- 1/6株
- 長ネギ
- 10cm
- 米粉
- 少々
- 米粉(揚げ油)
- 適宜
- ≪衣≫
- 米粉
- 120g
- 冷たい水
- 140cc
- 卵白
- 1個分
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- タラの切り身(生)は、塩を少しまぶして5分ほど置き、水分を拭き取り、1cmずつに切ります。エビは殻をむき、背ワタを取って軽く塩水の中で洗い水分を拭き取っておきます。
- 三つ葉は、3cmに切り、長芋、ズッキーニ、大葉は千切り、ネギは斜めの薄切り、舞茸はほぐしておきます。材料の大きさを揃えるのがコツです。 3.それぞれの材料をボールに入れ、米粉大さじ1をまぶし、別のボールで混ぜておいた衣を半分ずつ合わせます。
- それぞれの材料をボールに入れ、米粉大さじ1をまぶし、別のボールで混ぜておいた衣を半分ずつ合わせます。
- 180℃に熱した米油に、スプーンなどに平らに乗せた3をそっと入れ、片面ずつひっくり返しながらきつね色に揚げていきます。油を切ってできあがりです。

1.かき揚げの時は油は少なく使いましょう
種がバラバラになりやすく、お店のように上手に揚げるのが難しいかき揚げ。バラバラになるのは、沈んだり浮いたり油の中で動く時。だから、上手に揚げるには、油の量は少なくするのがポイントです。片面ずつ揚げる方法で油を少なく使って揚げればバラバラになる心配はありません。
2.変わり塩や変わり天つゆはいかが 
最近は、天ぷらや焼鳥も塩でシンプルにいただくのが人気。塩に好みの調味料を混ぜると変わり塩が簡単にできます。カレー粉+塩、山椒+塩、ゆかり+塩、抹茶+塩、買うより都度作ったほうが簡単で経済的。天つゆにも練梅を混ぜて梅天つゆ、ゆずこしょうやレモンを入れたりなどもいつもとちょっと違う爽やかさが味わえますよ。
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- 天ぷらをカラリと上手に揚げるコツの一つに、小麦粉のグルテンを出さないようにサクッと混ぜることというのがあります。グルテンを含まない米粉は混ぜても粘りが出ません。コツいらずで、プロのようなさっくりした天ぷらが作れます。
また、油の吸収率が小麦粉より低いため、油の使用量もカロリーも小麦粉を使う場合よりも抑えた揚げ物を作ることができます。そして、米粉はサラサラしているのでふるわないで使ってもダマにもなりにくく、使用後の洗いものも小麦粉より楽。
食料自給率の点から考えても、日本産の材料で作られる米粉を使用するのはおすすめ。
お菓子やお好み焼きなど、小麦粉の代わりに置き換えて使えますよ。