タイの屋台風・鶏肉のグリル "ガイヤーン"
"ガイ"は鶏肉、"ヤーン"は焼くという意味で、じっくりとたれに漬けこんで味をつけた鶏肉を炭火でじっくりと焼き上げる、タイ東北部の代表料理です。
タイ料理というと、辛いとか酸っぱいなど、イメージがあるかもしれませんが、このガイヤーンは、辛くなく、ご飯にもよく合う日本人に親しみやすいタイ料理といえます。
普段のおかずやお弁当に、盛り付けをアジア風に凝ればおもてなし料理にもなる、ガイヤーン。たれもから揚げやサラダなど他の料理にも使えて、簡単にタイ料理気分が味わえます。
この夏は、おうちタイ料理楽しんでみませんか。
- タイの屋台風・鶏肉のグリル "ガイヤーン"
- (2人分) 《所要時間約70分》
- 鳥もも肉
- 2枚
- 付け合せの生野菜(コリアンダー、きゅうり、トマトなど)
- 適宜
- 《下味》
- にんにく
- 小1個
- コリアンダーの根っこ部分
- 3本分位(なくてもOK)
- しょうが
- 5mm分位
- しょうゆ
- 大さじ2
- ナンプラー
- 大さじ2
- 砂糖
- 大さじ2
- ソース
- 小さじ1
- 鷹の爪
- 1/3本
- こしょう
- 少々
- 《たれ》
- ナンプラー
- 大さじ1
- 酢
- 大さじ1
- 砂糖
- 小さじ1と1/2
- 鷹の爪(刻んでおく)
- 少々
- 下味の材料の、にんにく、しょうが、コリアンダーをみじん切りする。あれば石臼ですりつぶす。他の調味料すべてとビニール袋の中で合わせる。
- 鳥もも肉をまな板に乗せ、味がしみ込みやすいよう、包丁やフォークでブスブスと穴をあける。1の下味調味料入りのビニール袋に入れて30分漬け込む。
- 230℃に温めたオーブン(あれば天板の上に網を置く)で片面15分ごと焼く。魚焼きグリルやロースターなどで焼いてもOK。
- 焼いた鳥と付け合せの野菜を皿に盛り、たれの材料を混ぜ合わせて添えてできあがり。
1.骨付き肉や手羽先などでも
レシピの中では鳥もも肉を使用しましたが、骨付きの鳥肉や、手羽先、ささみなどの別の部位、また、豚肉などでも美味しく作れます。例えば、大勢で食べるパーティなら手羽先、豪華に行きたいなら骨付き肉などと、食べるシーンやお好みに合わせてアレンジしてみてくださいね。
2.冷めても美味しいのでお弁当にも!
外国のランチボックスって可愛くって魅力的ですよね。こんなアジア風のランチボックスを買って、タイ風弁当を作ってみませんか?今回のガイヤーンは冷めても美味しいのでお弁当にぴったり。ご飯も、タイ米を炊いて入れてみたり、焼きそばなどを入れてみても、アジアン気分が高まりそう。日常を少しセンスアップしてくれそうです。
- その独特の香りから、苦手な方も多い野菜、パクチー。ですが、ファンも多い野菜で、東京にはパクチー料理の専門店もあるそう。
パクチーはタイ語で、中国語では香菜(シャンツアイ)、英語ではコリアンダーなどと呼ばれています。アジアや中国、中東では欠かせない野菜で、西洋料理にも葉だけでなく、根や種子をスパイスとしても使用されます。エッセンシャルオイルとしてアロマテラピーにも使われたり、珍しいところではビールの香りづけにも使用され、ビール好きには人気。
パクチーの香味成分には、気分を明るくさせ、食欲増進効果も。また、ビタミン類も多く含み、美肌やデトックスの効果も。また、パクチーはタマネギやニンニクなどと組み合わせていただくことで、その栄養効果がさらに高まるのだとか。
まだパクチーと出会ったことのないという方、この夏チャレンジしてみてはいかがでしょうか。