NYのベネディクトさんが考えた朝食メニュー
首都圏で流行りの行列のできるアメリカ発の朝食のお店などで、パンケーキとならんで名物メニューになっているのが、このエッグベネディクト。誕生については諸説あるようですが、このメニューの生まれた地はニューヨークで、ベネディクトさんという方が発案したのでエッグベネディクトという名前なのだとか。イングリッシュマフィンにベーコンとポーチドエッグを乗せて、オランデーズソースをかけるのが一般的ですが、サーモンとアボカド、ほうれん草やロブスター、トリュフなど、豪華な食材を使うお店まであるそうです。
- アメリカ生まれの"エッグベネディクト"
- (2人分)《所要時間約30分》
- イングリッシュマフィン
- 2個
- 卵
- 4個
- ベーコン
- 4枚(1/2に切る)
- ブラックオリーブ
- 適宜
- パプリカパウダーもしくはチリパウダー
- 適宜
- 酢
- 大さじ6(水1Lに対して大さじ3)
- 《オランデーズソース》
- 卵黄
- 1個
- 水
- 大さじ1
- バター
- 60g
- 白ワイン
- 大さじ1
- 白ワインビネガー
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1/4
- はちみつ
- 小さじ1/4
- ホワイトペッパー
- 適宜
- レッドペッパー
- ほんの少し
- ポーチドエッグを作ります。お鍋にたっぷりとお湯を沸かし、水1Lに対して大さじ3の酢を入れてぐるっと混ぜ、別の容器に割っておいた卵を静かに入れます。底にくっつかないように少し動かしながら2分ほど茹でて水に取り、ペーパータオルで水をふき取っておきます。
- オランデーズソースを作ります。作り方はクッキングメモで説明します。ソースは使う直前に作り、使うまで冷めないように湯せんで保温しておきます。
- イングリッシュマフィンは切れ目のところで二つに割ってトーストします。ベーコンはフライパンでこんがり焼きます。
- パンにベーコンを置いて、ポーチドエッグを乗せ、たっぷりとソースをかけて、パプリカパウダーとオリーブを飾ってできあがりです。お好みで、ベーコンをアボカド&スモークサーモンに変えて作っても美味しくいただけます。
1.オランデーズソースの作り方
卵の黄身とバターで作る、エッグベネディクトには欠かせないソースです。
卵黄に水を混ぜ、湯せんにかけながら泡だて器でもったりとするまで混ぜます。そこに、溶かしておいたバターを少しずつ加えながら混ぜ、さらにもったりとさせます。残りの材料を混ぜ合わせてできあがりです。
2. イングリッシュマフィン
アメリカやイギリスでよく食べられるパンで、円形の白いパンの周囲をフォークなどでぐるりと穴を空け、二つに割ってトーストして食べます。そうやって手で割ることで割った部分が不揃いになり、トーストするとザクザクとした食感が楽しめます。パンの周りには、粗挽きにしたコーンがまぶされ、さらに食感や香ばしさをアップさせているのが特徴です。
- 卵は、たんぱく質をはじめ、カルシウムや鉄分、豊富なビタミン類、またヒトの体では作れない必須アミノ酸8種も含む完全栄養食といえます。消化吸収も良いので、成長期の子供さんなどには欠かせない食品です。 また、脳を活発にさせてボケ防止をする成分や、肝臓を助ける成分、風邪に効果的な殺菌力もあるという、大人にも助かる栄養の万能選手。 コレステロールがあるので卵は1日1個しか食べてはいけないというのは迷信で、コレステロールを除去する成分も含まれているので、あまり気にせず毎日美味しくいただくのが健康の秘訣といえそうです。