今年のバレンタインはおしゃれな手作りチョコ"マンディアン"はいかが?
マンディアンというのは、コイン型のチョコに托鉢修道士(マンディアン)の服の色にちなんだ、ヘーゼルナッツ、レーズン、アーモンド、イチヂクをトッピングするのが伝統的な形式のチョコレート菓子です。それは、托鉢修道士の茶系の服装の色合いから付けられた名前なのだとか。ナッツやドライフルーツがたっぷり乗ったチョコは美味しさも格別!
伝統的なコイン型でもいいし、アルミカップに入れて仕上げたり、市販のクッキーに乗せたり、自由にカラフルに飾ってみてはいかがでしょうか。
- おしゃれな手作りチョコ"マンディアン"
- (チョコ100gで8枚が目安)《調理時間約30分》
- お好みのチョコレート
- 100g
- ナッツ類(アーモンド・ヘーゼルナッツ等)
- 適宜
- ドライフルーツ(イチジク・レーズン等)
- 適宜
- アルミカップ
- 必要数
- 市販のお菓子(クッキー・ビスケットなど)
- お好みで
- アラザンやチョコスプレーなどカラフルな飾り
- お好みで
- チョコを溶かしやすい大きさに刻みます。
ドライフルーツやナッツも飾り付けやすいサイズに整えておきます。ナッツが製菓用の生のものならローストしておきます。
- チョコを湯煎で溶かします。
50℃ぐらいのお湯に、蒸気が入らないよう、お湯の入った鍋より大きなボールを乗せて、チョコを入れて溶かします。温度を測り、40℃ぐらいになったら水を張ったボールに乗せて26~28℃ぐらいまで冷し、再び湯煎し、30℃になったらOK(テンパリング)。
- ラップの上に丸くチョコを流します(流す際に、丸を書いた紙を下に入れて目安にすると大きさが揃います。)
アルミの型に流し込んだり、市販のお菓子の上にチョコを乗せたりと、作りやすいやり方を選んで、溶かしたチョコを流してください
- チョコが冷えて固まらないうちに、手早くナッツやドライフルーツを盛り付けて出来上がりです。大きな具材から盛り付けていくとバランスよく仕上がりますよ♪
1. テンパリング
チョコを溶かして固める際にはやらなければいけない作業で、このテンパリングをすることで、口どけ良く、艶のある美しいチョコが仕上がります。
温度計がない場合は、《チョコが溶ける → 少し固まってくるまで冷やす → 湯煎して少しゆるんだら湯煎ストップ(すべて全体をよく混ぜながら行う)》というのを目安にしてみてください。失敗すると、チョコの表面が白っぽくなるファットブルームやシュガーブルームという状態になり、見た目だけでなく味も悪くなってしまうのでご注意を!
2. ナッツのロースト
製菓用のナッツ類は「生」の状態で売られているものも多く、その場合「生」の表示が付いています。
生の場合はローストしてから使用します。ローストの方法は、170℃のオーブンで15分焼きます。
このお菓子に使用するナッツ類はおつまみ用のものでも構いませんが、その場合、塩などの味が付いたものはキッチンペーパーなどで軽く拭いてからお使いくださいね。
- 健康に良さそうなイメージのある、ナッツやドライフルーツ。
ナッツ類には、ビタミンEやB、鉄分やカリウム、食物繊維なども含み、美容効果が高い食材です。抗酸化作用なども高く、健康効果の高い食材といえます。
ドライフルーツは、食物繊維たっぷりでこちらもビタミン類も含まれています。どちらも体に良い栄養価は充実しているので、空腹時にお菓子を食べるよりはナッツやドライフルーツを選んで習慣化するのが賢い選択ですね。